カバンの中身を整えることは、自らの思考や日々のリズムを整えること。プロフェッショナルたちが愛用するアイテムには、単なる「道具」を超えた、使い手との深い物語が刻まれています。本特集では様々な分野で活躍する方々を訪ね、彼らのクリエイティビティを支える愛用品の正体に迫ります。
第七回目はクリエイティブディレクター・デザイナーの、古家幸樹さんにお話を伺いました。
古家さんの愛用品、その正体

- 普段持ち歩いているカバンの中から、愛用品を教えてください。
A SCENEのスマホケース&ストラップ、A SCENE×RIP SLYMEのポーチ、TASF×master-pieceのポーチです。細々したものは巾着やポーチに分けて持ち歩いています。
- 荷物は多い?少ない?
少ないです。昔から荷物をあまり持ちたくないので、仕事で使用する情報もPCではなくスマホで管理しています。財布類もスリムやコンパクトさで選ぶことが多いです。
- 物を買うときは即決派?悩む派?
即決派です。買って後悔することもほぼないので自分の直感を信じています。身長が193cmあるので洋服の試着は必須です。スニーカーやシャツはついつい買ってしまいます...。
- 3つの中で一番のお気に入りはどのアイテムですか?
A SCENEのスマホケース&ストラップ。必需品です。ストラップがついた状態のバランスに慣れすぎて、つけていないとスマホを落とすこともあります。

- 推しポイントを教えてください。
メンズレディース問わず使えるシンプルなデザイン。あとはスマホを失くしたり落とす心配がないところも推しポイントです。ロンドンに行った友人がスマホのスリに遭いかけたのですがストラップのおかげで盗まれずに済んだそうです。安全対策の面でもおすすめですね🦺
- どんな場面で使用していますか?
仕事でもプライベートでも毎日使用しています。ストラップは何色も持っていますが、使用頻度が高いのはやはりブラックです。ケースも新作のシリコンケースをメインで使用していますが、その日の気分によって定番のクリアケースに変えたりもします。
- このアイテムはあなたにとってどんな存在ですか?
グローバルニッチな存在。笑

- 働く上で大切にしていることはありますか?
人の意見にワクワクすること。ミーティングで誰かが発言した意見を、「最大化したらどうなるだろう?」と考え自分のアイデアも織り交ぜながらプロジェクトを進めていくことが多いです。こことここが繋がったらおもろいな〜と考えていたら最終的に興味が湧いてすぐ行動しちゃいます。
- スタッフやクリエイターの方との交流が多い古家さんですが、コミュニケーションで意識していることはありますか?
カッコつけないこと!失望されたくないので、できるだけ素の状態でいるようにしています。外部の方との交流もガチガチのビジネスにならないように心がけています。遊びの雰囲気に持っていきながら進めていくほうがいい方向に進む気がします。
- 大切にしている言葉や物はありますか?
祖父からよく言われていた「 ハッタリかましてこい! 」という言葉は、大人になった今でもさまざまな場面で思い出す大切な言葉です。大切な物も祖父から譲り受けたSEIKOの腕時計です。祖父は自分にとって大きな存在です。

- 最後に今日のコーディネートのポイントを教えてください!
映画A.I.のコーチジャケットです。古着が好きで映画系のTシャツやアイテムは昔から集めています。コーディネートとは関係ないですが、観た映画のパンフレットは必ず購入します。(笑)
まとめ
大切な愛用品が一つあるだけで、重かった腰がふっと軽くなる。そんな魔法のような瞬間が持ち物には秘められています。次回も、様々なプロフェッショナルの「愛着、整う、愛用品」を深掘りしていきます。あなたのクリエイティビティを刺激する、新しい出会いをどうぞお楽しみに!
1987年生まれ。奈良県出身。ブランドディレクション、プロダクトデザイン、ビジュアルデザイン、企画、セールスアウトまでを横断的に手掛け、ファッションと日常をつなぐブランド開発を行っている。10代後半から20代前半にかけて音楽レーベルや映画制作会社でアシスタント等を経験。その後バッグブランドmaster-piece にてブランドディレクターを務めた後、2023年よりスマートフォンアクセサリーブランド A SCENEのリブランデイングにブランドディレクターとして携わり現在に至る。また、大阪の人気ブランドBOKU HA TANOSIIにもコラボ企画などで携わる。その他、クリエイティブユニット「ハウス」での作品展示や空間演出を行うなど、プロダクトから空間、アートプロジェクトまで領域横断的な活動を展開している。好きな食べ物はピザ、新幹線や飛行機は通路側派。
